ココナラでは、漫画やアニメなどの二次創作に関するサービスをはじめ、第三者の知的財産権を侵害する可能性のあるサービスは出品前にご自身で権利関係をご確認いただくようお願いしております。
知的財産権とは
デザインや音楽、発明、ロゴマークなど、人が考えて作った形のないものを知的価値があるものとして保護するための権利を「知的財産権」といいます。
知的財産権に含まれる権利としては著作権が有名ですが、その他にも商標権や意匠権、実用新案権、特許権など、さまざまな権利があります。
知的財産権を侵害してしまった場合には、権利者から損害賠償を請求されたり、時には逮捕・起訴されたりする場合もあります。
「知らなかった」という場合でも許されないため、購入者も出品者も十分に注意する必要があります。
なお、権利者が二次創作などを認めているケースもあり、知的財産権の侵害に該当するか否かはココナラ側では判断が難しいため、自身の責任において判断をお願いします。
どのような行為が知的財産権の侵害になるか
以下のような行為は知的財産権等の侵害となる可能性があります。
- アニメや漫画、ゲームなどのキャラクターを権利者に無断でイラストにして販売する行為
- 会社やスポーツチームなどのロゴを無断で加工して販売する行為
- 芸能人の似顔絵を無断でイラストとして販売する行為
- 購入者から好きな音楽を聞いて、それらを編集した音楽データを販売する行為
- コンピュータソフトの開発のために購入者から受け取ったデータを、購入者の承諾を得ずに別の誰かに販売する行為
- ブランド品に似たデザインを「◯◯をモチーフにした」「◯◯風」と表示して販売する行為
- 権利者に無断で本の文面をコピーして販売する行為(適切な引用である場合を除く)
- 無料で公開されているweb上の情報を、公開元の承諾を得ずに他者に提供する行為
- 商用利用が禁止されているフリー素材を使ったイラストを販売する行為
ココナラで依頼した制作物の知的財産権
ココナラで似顔絵やイラストなどを依頼した場合、出品者による制作物の知的財産権は出品者に属するものとした上で、出品者は購入者に対して原則自由に制作物を利用できる権利を認めるものと定めています。(利用規約第19条:権利帰属)
もし商用利用など制作物の利用範囲において事前確認が必要な場合は、メッセージ機能などを使って双方で条件を調整した上で、制作を開始するようお願いします。
安全な取引のために
安全・快適にココナラをご利用いただくための、知的財産権に関する主な確認点は以下のとおりです。
出品者側の注意事項
- 制作しようとしているものは、他の人の権利を侵害していないか
- 購入者の依頼内容が他の人の権利を侵害していると思われる場合には、他の人の権利を侵害していないことをきちんと確認したか
- 商用利用や他の人への配布などをしてほしくない場合には、その旨を出品サービスページに記載しているか
購入者側の注意事項
- 依頼しようとしているものは、他の人の権利を侵害していないか
- 商用利用や他の人への配布などを考えている場合、購入しようとしているサービスの紹介ページでそれらの行為を禁止する記載はないか
参考サイト
公益社団法人著作権情報センターはこちら
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