源泉徴収とは何か
源泉徴収制度は、給与・報酬などの支払者が、その給与・報酬に掛かる税金(所得税など)を被支払者に代わり国に納付する制度です。
また、源泉徴収された税金を源泉徴収税と呼びます。
源泉徴制度については、国税庁のホームページもご参照ください。
▼源泉徴収が必要な報酬・料金等とは(国税庁HP)
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/taxanswer/gensen/2792.htm
源泉徴収機能に関する用語
ココナラ上では、源泉徴収に関する用語をそれぞれ下記のように定義しています。
- 提案額…出品者売上+販売時の手数料の合計金額。
- 源泉徴収税額…購入者が出品者に代わり納税する金額。
- 総契約額…提案額+源泉徴収税額の合計金額。
発注者である法人が代わりに納税する源泉徴収税額については、以下の図の通り、提案額をもとに別途計算されます。(緑色のゾーン)
出品者の方の売上は、従来より変更ありません。(青色のゾーン)
源泉徴収ありの取引の流れ
- 「源泉徴収あり」の見積り相談やココナラ募集(単発型)の場合、出品者売上+販売時の手数料(税込)の合計金額から構成される提案額を入力します。
- 提案額を購入者が決済すると、トークルームがオープンし取引が開始します。
源泉徴収対象トークルームの場合、おひねり(追加支払い)も源泉徴収対象となります。 - 販売履歴やトークルームの画面上に源泉徴収税額が表示されます。
源泉徴収に関する申告についてはこちら
※ココナラは、出品者と購入者の当事者間で取引を行っていただくサービスのため、当事者でない弊社からは源泉徴収を行っておりません。
※源泉徴収ありの取引の完了後は、法人である購入者が源泉徴収税を国に納付します。手続きにあたり購入者から「氏名・住所」などの提供を求められた際は、情報開示が必要となるため、トークルームやメッセージ機能を通じて提出ください。
※マイナンバーは機密性が高い情報のため、トークルームやメッセージ機能上での提出は行わず、購入者と相談の上、外部のマイナンバー管理ツールを利用してやりとりをお願いします。(弊社は「支払をする者」に該当しない為、源泉徴収の管理及びマイナンバーの収集を行っておりません。)
源泉徴収税の計算
源泉徴収税は1トークルーム単位で計算し、総契約額が100万円以下の部分は10.21%、100万円を超える部分は20.42%を乗じて算出します(端数は切り捨て)。
おひねりの追加支払によって100万円を超える場合は、100万円までを10.21%、超過分を20.42%で計算します。
<ココナラでの源泉徴収税額の算出方法>
・出品者からの提案額 ÷ 0.8979 = 契約総額
・契約総額 - 出品者からの提案額 = 源泉徴収税額
例)出品者からの提案額が1万円の場合
・10,000 ÷ 0.8979 = 11,137
・11,137 - 10,000 = 1,137
※11,137 × 10.21%(源泉徴収税率) = 1,137
源泉徴収税額:1,137円
販売時の手数料
販売時の手数料についての詳細はこちら
関連リンク
源泉徴収に関する各種ヘルプは下記をご参照ください。
源泉徴収機能とは(購入者向け)
源泉徴収対象となる取引(出品者向け)
源泉徴収機能の利用の流れ(出品者向け)
源泉徴収ありの取引が完了したら(出品者向け)
解決しない場合はこちらからお問い合わせください